Seminar for Improving Leadership of Female Researchers was held
岩手大学およびダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ（牽引型）の連携機関等における女性研究者研究リーダーとしての資質・能力向上を支援するため、女性研究者の研究リーダー力向上支援セミナーが、10月21日（金）、岩手大学にて開催されました。
本セミナーでは、本事業と共同研究支援の趣旨説明、田中真美教授（東北大学大学院医工学研究科）による「産学連携による共同研究の推進 〜異分野融合による触覚センサの開発に関する研究〜」の講義および情報意見交換を行いました。
冒頭、岩手大学男女共同参画推進室より、今回のセミナー開催の土台となるプロジェクト、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ（牽引型）の趣旨が説明され、その後、研究の具体的な展開方法、異分野との関わり方、共同研究への発展プロセス、共同研究成功のキーポイント、研究室マネジメントの方法、研究を続ける中で研究リーダー力を身につけること等、講師自身の実践に基づく講義を行いました。情報意見交換においては、共同研究の方法論や研究リーダーへの道のりについての理解が深められました。
連携機関の研究者等を含む34名が参加。事後アンケートでは、回答者の8割以上が「有意義であった」と評価し、また、「研究とその周辺の諸々に対する姿勢、個人で始めた研究がどんどん共同研究に発展していく過程がよくわかった」などの所感が寄せられ、研究リーダー力向上という目的のための一助となることができました。
◆チラシデータ：20161021研究リーダー力向上支援セミナー