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シンポジウム「女性研究者支援ネットワークの協創的発展に向けて」開催

2018年11月30日

 11月30日(金)13:30~16:00、岩手大学復興祈念銀河ホールにおいて、中間総括シンポジウム「女性研究者支援ネットワークの協創的発展に向けて」を開催しました(主催:岩手大学、北東北ダイバーシティ研究環境実現推進会議)。このシンポジウムはダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)事業の一環として、これまでに男女共同参画推進や女性研究者支援等をめざして構築してきたネットワークをより効果的に発展させていくための連携のあり方を、講演やパネルディスカッション等を通じて考える場とすることを目的に企画したものです。当日は事業の連携機関、参加機関のほか、他大学や地域の方々約70名が参加しました。

 前半では、文部科学省科学技術・学術政策局 人材政策課人材政策推進室長の楠目聖氏による来賓挨拶に続き、宮崎大学理事(女性活躍・人財育成担当)・副学長の伊達紫氏による基調講演「ダイバーシティ実現に効果的なネットワーク構築 ―九州における取組とその成果―」が行われました。講演では、宮崎大学の男女共同参画推進や、女性教員の育成・登用促進、九州・沖縄アイランドでの「連携・ネットワーク構築」のあゆみや10年間にわたる取組など、これまでの多様な取組とその成果について紹介がありました。採用人事における無意識のバイアスとバリアを払拭するための取組事例として公募チェックリストの活用も挙げられ、本事業でも積極的に取り組んでいる「無意識のバイアス」に関する先進事例として関心を集めました。引き続き、代表機関の岩手大学 菅原悦子理事・副学長が、本事業「ダイバーシティで北東北の未来を先導」について報告しました。報告では、ダイバーシティレポート制度や研究者採用ガイドなど「無意識のバイアス」に関わる取組、女性研究者への共同研究支援の成果等の紹介がありました。

 

 

 

 

 後半には、岩手県環境生活部長 大友宏司氏、農業・食品産業技術総合研究機構本部 人事部長 本田善文氏、弘前大学理事・副学長 石川隆洋氏、岩手大学長 岩渕明氏をパネリストとし、パネルディスカッション「ネットワークの協創的発展をめざして」が、菅原理事・副学長の進行で行われました。はじめに、各機関における取組紹介や、本事業が北東北の創生に果たす役割や期待についての発言がありました。これらを元に、基調講演講師 伊達紫氏による質疑やコメントが述べられ、フロアからの発言も交えて、北東北の創生とネットワークの協創的発展についての意見が活発に交わされました。シンポジウムを通じて、女性研究者が活躍できる地域づくりに向けたネットワーク発展の重要性を参加者が再認識をする有意義な場となりました。